スーダンを飛ばす旅行者は正しいのか考察してみた!

スーダン観光
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旅行情報が少ない、未知の国スーダン。
アフリカ縦断旅行者にとってエジプトからエチオピアへ行くのに避けられず、陸路のルートに立ち塞がります。
スーダンを酷評しエジプトからエチオピアまで飛行機を勧めるサイトもあるなか、本当にスーダンには訪れる価値がないのかどうかその真相に迫っていきます。

スーダンの悪い点

クレジットカードが使えない

以前のアメリカの経済制裁とテロ指定国家に該当するスーダンはクレジットカードがまったく使えません。

アメリカ入国に制限が加わる

スーダン入国歴があるとアメリカ入国・トランジットに制限がかかります。
電子ビザESTAが利用できず、アメリカ大使館でビザを取らなければならなくなります。

↓ 詳しくは在日米大使館サイトへ

https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/visa-waiver-program-ja/frequently-asked-questions-esta-ja/

ビザ代金が高すぎる

エジプトでスーダンビザ取得に150ドルかかります。
エジプトビザが約30ドル、エチオピア・ケニアが約50ドルなので、いかにスーダンビザが高いかがわかります。
エジプトからエチオピアへ飛行機利用のほうが安く済みます。

ちなみに日本の在日スーダン大使館でビザを取得すると6000円です。これを知ってしまうと悔しくなりますね。

ビザ取得が大変

在エジプト日本大使館でレターをもらって、スーダン大使館の大混雑窓口に並ばなければなりません。どんなに早くとも取得に丸一日かかってしまいます。
エチオピアは空路入国だとアライバルビザが50ドルで取れるため、非常に楽です。

また陸路でエチオピアに行く場合、陸路入国は事前ビザが必要なので、スーダンでエチオピア大使館に行かなければなりません。

エジプト・スーダン国境の通過が大変

エジプトはお酒が売られていたり、大麻を吸う文化があります。
スーダンはそれらを厳格に取り締まっている国なので国境での手荷物検査が細かく行われます。そのため、なにもない国境で非常に非常に長い時間待たされます。

地方のホテルが汚い、Wifiがない

バスの時間上、エチオピアとの国境の町「ガダーレフ」に一泊する必要があります。
ここにはきれいなホテルはありませんし、Wifiもありません。ちなみに首都ハルツームでもWifi探しに苦労します。

外国人登録がめんどくさい

スーダンに入国した外国人は入国から3日以内に外国人登録をしなければならない決まりがあります。登録自体はすぐ終わりますが、お金もかかるし無駄な手続きだと思います。

観光地が町から離れている

スーダンには世界遺産が3つありますが、どれも観光整備されているとは言えません。
首都ハルツームから一番近いメロエ遺跡も直通バスがなく乗り継いで3時間かかります。

遺跡は素晴らしいのですが、直射日光がガンガン当たるので、ゆっくりみている余裕がありません。ジュベルバルカルもさらに遠いです。
サンガネーブ珊瑚礁はポートスーダンまでバスで15時間、そこからボートで1時間以上かかりますので、行く人はあまりいません。

良い点

とにかく人が優しいので治安面で不安がない

スーダンを旅した人が口を揃えて言うのが「スーダン人は人が好い」です。
観光客の少ないスーダンでは、観光客は商売の相手ではなく歓迎すべきゲストという認識があります。

道を歩いていると何度も何度もお茶に誘われたり、食事をごちそうになったり、もてなされることが非常に多いです。
エジプトのようにぼったくられることはありませんし、エチオピアのようにうざく絡んでくることもないので、のんびりと過ごすことができます。

旅行者が少ない、話のネタになる

スーダンを訪れる日本人は少ないので、帰国後の話のネタとしておすすめできます。街中でも日本人とすれ違うことは滅多にないので、別世界を味わえます。

アラブでもない、アフリカでもない不思議な文化

アラブ圏といえばアラブ圏ですし、アフリカといえばアフリカです。エジプト古代文明の名残も残っており、文化形態が非常に面白い国です。200の部族があり、部族文化も様々です。

結論

・金銭面
・時間面
・観光面
・アメリカ入国制限
スーダン入国には大きなデメリットが存在することは確かです。

しかし、アフリカを縦断しようとしている普通の旅ではなく、チャレンジ精神にあふれる人には、訪れる価値のある国です。

ちなみに私は、スーダンが世界で一番好きな国です。