日本を愛するスーダン人たちに出会った【ジャパンハウス】

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日本人のスーダン観

日本人にとってスーダンはあまりにも馴染みのない国です。
スーダンの場所を正確に言える人は少数ですし、スーダンと南スーダンがなぜ分離したのかを知る人も多くはありません。

Yahooでスーダンと打った時の予測変換トップは「紛争」

「ハゲワシと少女」

スーダンで撮影された一枚の写真。

この写真を撮った南アフリカ共和国出身の写真家ケビン・カーターはピュリツァ―賞を獲得します。
しかし、あまりにも悲惨な光景に「なぜ少女を助けずに写真なんか撮ってるんだ」とか「彼は少女を見殺しにした」など騒ぎ立てました。

世間の心無い言葉によって、ケビンカーターはノイローゼになり後に自殺してしまいます。
このマイナスイメージが日本人のスーダン観に強い影響を与えています。

では、スーダン人の日本観は?


スーダン人にとっても日本はあまり馴染みのない国です。
島国だということも知らず、中国と日本が同じ国だと思っている人もいます。しかし、日本のプロダクトは高い評価を受けています。

日本車はスーダンでも人気があり、日本車(特にランドクルーザー)は高級品で所持することがステータスとなっています。
スーダン大手の資本会社が三菱モーターと提携していることからスーダンでは三菱車が日本車シェアトップとなっています。

日本のアニメがテレビで放送されており、スーダンでたいへん人気があります。特にキャプテン翼(スーダンではキャプテンマージッド)は国民的アニメとなっています。
日本のODAで提供されたゴミ収集車にも日の丸とともにキャプテン翼が描かれています。子どもたちが食べるビスケットにもキャプテンマージッドが描かれており、スーダンで知らない人はいない国民的アニメとなっています。

私はキャプテン翼をみたことがないので、キャプテン翼の話しをされてもついていけません。挙句の果てに「お前は日本人じゃない」と言われる始末。
早いうちにみなきゃいけないとおもいつつ見れずにいます。


ジャパン・ハウス??スーダンの中の日本

スーダンの首都ハルツームの中心にある、インターナショナルパークのなかにジャパンハウスがあります。

この建物は大使館の草の根無償資金協力で建てられ、スーダンと日本の友好のために利用されています。
ここでは日本が好きなスーダンの若者が集まって、いろいろな活動をしています。

体育系の活動

スーダンでは日本の武道が密かな人気となっています。
柔道・剣道・空手・合気道などがこの場所で行われています。
特に柔道は人気があり、世界大会グランドスラムに出場した選手もここで練習しています。

文科系の活動


文科系の活動も盛んです。
合唱・書道・マンガ・日本語サークルなどの活動が行われています。
アラビア語には日本の書道に似たカリグラフィーと呼ばれる文化が存在するため、日本の書道に興味をもつ人が多いようです。
定期的に書道コンクールを自主的に開催し、上達を目指しています。

合唱ではYouTubeに「スーダン日本語チャンネル」というチャンネルを作り、練習成果を発表しています。


お互い馴染みのない国同士ですが、少しづつ互いの理解が深まっていくことを期待しています。
スーダンを訪れた際は、ぜひジャパンハウスに足を運んでみてはいかがでしょうか。