大学生は休学して青年海外協力隊に行くべき3つの理由!!

国際協力

私は28歳から30歳までの2年間スーダンで青年海外協力隊員として活動しました。
そのなかで感じたのが、大学時代に休学して青年海外協力隊に参加すれば帰国後の選択肢が残されていたからそうしておけばよかったなということです。
このページでは大学を休学して協力隊に参加するメリット・デメリットを説明していきます。

大学を休学して青年海外協力隊に参加するメリット

帰国後の選択肢が多く残る

青年海外協力隊の参加資格に年齢が二十歳以上という規定があります。

大学3年生までは単位習得に力を入れ、3年生が終わるころに休学し協力隊に参加します。
2年後帰国すると4年生から復帰、新卒での就活や大学院進学など帰国後の予定が明白で柔軟にその後の進路を考えることができます。

新卒で協力隊に参加してしまうと帰国後の就活では「第二新卒」として扱われます。

日本社会では新卒切符といわれるほど新卒を採用したがる傾向があります。
帰国後の進路を考えると大学に籍を残したほうが得に働きます。

また、協力隊で2年間活動すると日本の社会に適応できなくなる人が多いです。
私の周りにも帰国後になかなか社会復帰できず世界を放浪している人が多くいます。

そのため帰国後に所属できる場所を確保しておくことは帰国後の予定が明白となり、燃え尽き症候群を予防してくれるでしょう。

派遣中と帰国後のサポートが手厚い

休学といっても大学に休学費用を支払わなければならず金銭面の不安がでてきます。
しかし、そんな心配はいりません。

「協力隊=無給」ではありません。

だいたい2年間で200万円くらいが日本の銀行口座に支給されます。これとは別に現地の生活費ももらえますので豪遊しなければ、丸まる200万が口座に残ります。そのお金で次のステップへと進む頭金にすることができます。

さらに帰国後のサポートも充実しています。

  • 教育訓練手当 大学院進学や資格取得に上限20万支給
  • 無料の進路セミナー・進路相談
  • 無料の教員採用試験対策講座

大学に戻った後で、どの進路に進むにあたってもJICAからの充実したサポートを受けることができます。

英語だけでなくマイナーな語学が身に着くチャンス⇒視野が広がる

青年海外協力隊員として派遣される前に日本で約2か月間の合宿訓練があります。ここで2か月間みっちりと派遣国の言語を学ぶことができます。

私はスーダン派遣でしたので2か月間しっかりとしたアラビア語を勉強させていただきました。

語学学校に毎日2か月通うことを想像してみてください。相当なお金がかかりますよね。
それが無料で受けられてしまいます。言語の勉強ができるのは青年海外協力隊の大きなメリットです。

そして、派遣されると毎日その国の言語と接する訳ですから、語学力は必ず伸びます。

語学力はその後の人生で大きな武器となってくれます。

デメリットもある

ここまで休学して参加するメリットを書いてきましたが、もちろんデメリットも存在します。

帰国後の逆カルチャーショックに悩む

2年間の異国での生活は最初こそ適応に苦しみますが、半年ほどすると異国が日常になります。
そのため日本に帰国すると逆に日本が非日常に感じてしまいます。

個人差はありますが、派遣国の生活に慣れ日本に馴染めずにずっと悩まされる人もいます。

その結果、日本の社会に戻れない人が一定数でてしまいます。

復学する意欲が湧かなくなる、就活に支障が出る可能性が少なからずあります。また現地の人との結婚や宗教的な改宗など人生の方向性に大きなインパクトが加わり、以前とは違う道へと導かれる人もいます。このことは必ず頭に入れておかなければなりません。

休学期間が合うか

多くの大学が連続して休学できる期間が2年となっています。
もしこれを過ぎると退学扱いとなることが多いようです。

協力隊の派遣期間は原則2年間ですのでタイミングが悪いと退学扱いになってしまうかもしれません。それを見越して任期を短縮することもできます。
2年間の派遣だけでなく、短期ボランティアの募集もあります。大学の休学情報をよく調べてから行動するのが良いでしょう。

まとめ

以上メリットとデメリットについて書きました。
メリット

  • 帰国後の選択肢が多く残る
  • 派遣中も帰国後もサポートが手厚い
  • 一生ものの語学力が身に着く

デメリット

  • 逆カルチャーショックに苦しむ
  • 想像もしない道へ進んでいく可能性
  • 休学期間が合わないことがある

こう比較してみても、やはり参加のメリットの方が大きいです。このような理由から大学を休学して青年海外協力隊に参加することをおすすめします。